仕事が乗らない時の仕事の仕方
受験勉強にも通じるハウツーなので是非受験生にも読んで欲しい。
仕事をしているとたまに「今日全然乗らない」という時がある。
乗らない、というのはザックリした表現だが、
企画書が進まない。やる気がでない。集中力が続かない。
こういう状態をバクッと”全然乗らない”と表現することが多い。
自然とタバコの本数が増えたり、仕事に向かうのが億劫になる。
こういう時に解決方は2つある。
①タスクを細分化する。
こういう状態の時はやらないといけないことが複数あることが多い。
「色々やらなきゃ」という気持ちがぼやぁっと脳みその中で蠢いていると、もちろん集中できない。タスクの細分化は乗っている時にもやるべきだが、乗っていない時は特にやるべき。
一個一個やらなきゃいけないことを明確にして、一個一個処理して行くのが大事。
そうすると自然と集中できる。
②嫌な仕事を増やす
好きな仕事、簡単な仕事であれば自然と乗る。
乗らない、ということはあなたにとってその仕事が少し難しい(またはめんどくさい)ということを意味している。
人間、嫌な仕事を後回しにする傾向があるので、嫌な仕事があればあるほど、”ちょっと嫌な仕事”は前倒しで取りかかる意欲が湧くのだ。
①のタスクを洗う際に、”もう超絶嫌な仕事”をあえて思い出すようにする。
例えば出張経費の処理とか、ダルい見積り作成でもいい。
とにかく嫌な仕事を見つけてタスクに出す。
そうするとそれまで嫌だった仕事が、むしろ先に取りかかりたい仕事にジョブチェンジしてくれる。
受験生も同じことが言える。
「なんか集中できない」学生は大概、
『自分にとって難しい問題を解いている時』に起こり易い。
難しい問題を解いていると脳は眠くなるので、
”気分が乗らない”のではなく”気分を乗らなくさせる問題”にぶち当たっているのだ。
だからこそ乗らない時こそ受験生は問題と向き合わないといけない。
だからそういう時は嫌な学科をタスクとしてもう一つ増やそう。
難しい数学の参考書をやっていると乗らない。
みんな簡単なxを求める式を解いている方がパズルみたいでそりゃ楽しいのだ。
でもあえて世界史の難しい参考書を5ページ読むタスクを増やす。
そうするとそれをやりたくないので、数学の参考書はまだやる気がでる。
仕事も、勉強も。
乗らない時はもっと嫌なことを増やすこと。
驚く程変わるので是非やってみて欲しい。